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ブランドコンセプトを決める際に注意すべきなのは、「何でも欲しい症候群」に陥らないようにすることです。多くの人間によって、クロスファンクショナルな「ブランドプロジェクトチーム」を組成し、ブランドコンセプトや企業ビジョンを決めようとした際には、各メンバーの所属セクションとしての視点や、個人的な思い入れが入り、要素として色々入れたくなるのは当然の成り行きです。せっかくブランドコンセプトを決めるのだから、この要素もあの要素もどうせなら入れといた方がいいのではないか、と思いがちです。しかし、それは間違いです。
日本で、外人さんたちが関心するのは、商品とは直接関係のないパッケージデザインやイラストの面白さ。以前「あきたこまち」の米袋に、萌え系の美少女のイラストを描いたところ、大ヒット商品となった秋田県は羽後町のJAうごが、今度は羽後町特産の羽後牛を使ったレトルトカレーを通販で売り出すことになったのだが、これにも羽後牛の横で微笑む萌え系美少女が描かれ、大人気に。ひと月で通常の2年分も売れた萌え効果、恐るべし。